WiMAXの実測値
現在では、インターネットの利用においてWiMAXの使われることが多くなっています。2019年に発売された最新ルーターのW06では、下り最大速度が867Mbpsで、上りの最大速度は75Mbpsまで向上しています。

USBケーブル接続時は下りの最大速度が1.2Gbpsになっており、フレッツ光などの光回線と遜色のない速度が出ています。

ベストエフォートと実測値の違い

ただし、上記の数値はベストエフォート(最良の環境)でのものであり、必ずその数値で通信ができることを示しているわけではありません。実際に、理論値と実測値にはかなりの乖離があります。

ベストエフォートというのは、その通信回線を自分以外に誰も使用していない、WiMAXのルーターの性能が100%発揮される、基地局とルーターの間に通信を妨害する障害物が無い、ような状態のことです。

東京の平均実測値

インターネットの通信速度を示す単位として使用されているのは「Mbps」です。

この数値は1秒当たりにどれだけの情報量が送受信されるのかということを表しており、数字が大きいほど多くの情報が伝達される(通信速度が速い)ことになります。

UQ WiMAXのホームページでは、下り最大220Mbps対応のルーターを利用した場合の実際の速度の測定結果が公開されています。

WiMAX2+の対応エリアである東京都内の山手線沿線地域では、実測で100Mbps以上という高速なインターネット通信が可能になっています。

ただし、東京でも環境によっては通信速度が大きく異なります。ビルの中や地下での通信、電車やバスの中での通信、昼休みや通勤時間などの利用者の増える時間帯での通信、WiMAX利用者の多い中での通信など、WiMAX利用者全員が同じ速度で通信できることはありません。

実際に、自分で通信速度を測定し、どのように速度が変化するのかを把握しておくことが大切です。その通信速度を簡単に測れるのがGoogleのスピードテストです。

測定方法はいたってシンプルであり、WiMAXのルーターと接続した端末でGoogleのページを開き、「スピードテスト」を実施するだけです。

自宅やオフィスでWiMAXを使用する場合は、ルーターの場所を数ヶ所変えて測定してみるのも有効です。

必要なスピード

通信におけるスピードによって通信状態は以下になります。

~3Mbps:非常に低速

通常のWEBサイトの閲覧には支障がありませんが、動画の読込みは遅くなります。

3Mbps~7Mbps:低速

1台のデバイスなら問題なく動画が視聴できますが、複数のデバイスを接続すると速度低下に繋がります。

7Mbps~13Mbps:標準

同時使用が無ければ、高画質動画の視聴も問題がありません。

13Mbps~:高速

何ら問題の発生することの無いスピードです。

通信速度の測定で下りの速度が10Mbps以上出ていれば、気にすることなく通信ができます。上りの場合は、3Mbpsで十分です。